皆さんは豆腐を知っていますか?また食べたことがありますか?
豆腐は、大豆から作られた豆乳を凝固させて作られる食品です。豆腐は7世紀の奈良時代に中国から日本に伝わり、江戸時代(1603~1858年)に庶民の間で広く食べられるようになりました。それ以来、豆腐は日本人の食卓に欠かせない食品となっています。
日本には豆腐の種類がいくつかあります。お店でよく見かけるのは、主に木綿豆腐(もめんとうふ)と絹ごし豆腐(きぬごしとうふ)の2種類です。
きぬ・きぬごし豆腐木綿豆腐
木綿豆腐は、凝固後に軽く崩し、型に入れて重しで押さえて余分な水分を抜いたものです。しっかりとした食感で、揚げ物、炒め物、煮込み料理などに最適です。
絹豆腐は、豆腐のような製法を施さず、豆乳を全て凝固させるだけで作られるため、なめらかで絹のような食感です。生食にも適しています。絹豆腐は、江戸時代に京都を中心に発展した、歴史的にも新しい豆腐です。
今回は、豆乳で作るふわふわ豆腐の作り方をご紹介します。大豆から豆乳を作る必要も、絞る必要もありません。とっても簡単!材料は豆乳とにがりだけ。 凝固剤として。
お家で豆腐を作ってみましょう!
正しい豆乳の選び方
豆腐作りには、適切な豆乳を選ぶことが非常に重要です。正しい豆乳を選べば、豆腐作りは成功します。
砂糖、香料、カルシウム、ビタミンなどの栄養素が添加されていない豆乳を選びましょう。豆腐には適していません。大豆と水だけで作られた豆乳を選びましょう。
豆乳は水っぽすぎると豆腐がうまくできないので、とろみのあるものがベストです。大豆含有量が10%以上の豆乳が最適です。
ラベルに「原材料:大豆ベース(水、脱皮大豆(10%))」と記載されていれば成功です。
必要な機器
蒸し器/深鍋
蒸し器を使うのが一番ですが、蒸し器の代わりに蓋付きの深鍋とお皿を使って蒸すこともできます。
電子レンジも可能
蒸すのが一番ですが、電子レンジでも作れます。
柔らかい豆腐のレシピ
材料
[ 1カップ(200ml)の場合 ] *一度に3~4カップ作れます
豆乳 200ml
にがり5ml(小さじ1杯)
※ にがりは原液です。ご使用の際は5倍に薄めてご使用ください。にがりの濃度は商品によって異なりますので、ご使用の際は説明書に従ってください。
説明書
準備
にがりを薄めて冷蔵庫で冷やします。
蒸し器付き
1 耐熱容器に豆乳を入れ、にがりを加えて軽くかき混ぜます。
3 蒸し器に水を入れ、容器を蒸し器の中に入れて、蓋をせずに火をつけます。
4 鍋の中の水が沸騰したら蓋をして弱火にします。
5 15分ほど蒸します。
電子レンジ付き
1 耐熱容器に豆乳を入れ、にがりを加えて軽くかき混ぜます。
2 上部をラップで覆い、電子レンジ500Wで3分加熱します。
3 形が整ったら電子レンジから取り出し、残りの熱で5分間置いて形を整えます。容器をタオルやティー・コージーで覆って熱を逃がさないようにしましょう。

サラサラサラ!!

蒸してすぐに温かいまま食べても、冷蔵庫で冷やしてから食べても、どちらも美味しいです。
大豆の風味と滑らかな食感をお楽しみください!!
自家製豆腐を食事やデザートとして食べる方法を次の記事で紹介します。
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