日本茶の残留農薬 - 政府の規制、ポジティブリスト制度
農薬残留規制について、(買い手としても売り手としても)誰もあまり知らないことに、私はいつも非常に苛立たしく感じています。日本の生産者は海外の規制に関する情報にほとんどアクセスできず、輸入業者も日本国内の規制に関する情報にほとんどアクセスできません。 私は誠実で透明性のあるビジネス慣行を信じていますので、もう少し明確に説明していきましょう。この投稿はまだ完成版ではありませんので、日本やお茶に関することに限らず、ぜひコメント欄で皆様の専門知識を共有してください。 ポジティブリスト制度 日本はEUや米国と同様にポジティブリスト方式を採用しています。各国は独自のリストを保有しており、リストに掲載されていない場合は、各国独自のデフォルト値が設定されています。米国、オーストラリア、シンガポールは、リストに掲載されていない場合、残留物に対する許容値はゼロです。EUと日本の許容値は0.01 mg/kgです。ニュージーランドのデフォルト値は0.1 mg/kgです。(0.01 mg/kgはppm、つまり100万分の1です。) 比較:日本 vs アメリカ 米国の茶葉のポジティブリストには30種類の農薬が含まれています。日本のポジティブリストには233種類の農薬が含まれています。 米国のリストにある 30 のうち、日本より高いものもあれば、低いものもあります。 農薬 MRL(ppm) 注記(日本向け) アメリカ合衆国 アメリカと日本の違い アセキノシル 40 40 0 アセタミプリド 30 50 20 アゾキシストロビン 10 20...