「番茶の話をし始めると2~3時間は経ってしまいます」と話すのは、代表の池松信彦さん(28)。かつて地元の人々に親しまれていた番茶をもっと広めたいと、2013年10月にオープンした同店。こぢんまりとした店内には、緑茶や紅茶、ブレンドハーブティーなどが並ぶ。
例えば、富山県で飲まれている「バタバタ茶」。これは日本では珍しい発酵茶で、茶筅を2本組み合わせた専用の茶筅で泡立てて淹れるお茶です。店内には、珍しいものや珍しいものも含め、約20種類のお茶が揃っています。若い世代にもお茶を楽しんでもらいたいと、池松さんは新商品の開発にも力を入れています。
長崎市のお客様からのご提案から誕生した新商品「ちゃんぽん茶」。レモングラスとほうじ茶をブレンドした爽やかな味わいは、ちゃんぽん(長崎名物のラーメン風スープ)をはじめ、こってりとした油っぽい料理にもよく合います。
おにぎりやサンドイッチなど、軽食にもよく合う「おむすび茶 おむすび茶」も新登場。通常は茶葉を蒸して作りますが、このお茶は釜炒り茶とほうじ茶をブレンドして作られています。美しい黄金色が特徴で、香ばしいナッツの風味が料理を引き立てます。
今後はお茶漬けの素も販売予定です。店内には「お茶談義」ができるテーブルも設置されており、池松さんからそれぞれのお茶にまつわる物語を聞くのも楽しいひとときになりそうです。
(右の原文記事よりマリコが翻訳)
フリューの池松さんに関する新聞記事がYUNOMIに初登場しました。